骨盤臓器脱手術の待ち期間とキャンセルのお話

茨城在住ですが、やっぱりこの位置が落ち着きます・・・

 

おはようございます。

辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科医師の、赤木一成です。

 

今回は、「手術予約のキャンセル」について、お話させていただきます。

よろしければ、お付き合いください。

 

骨盤臓器脱手術の待ち期間

 

昨年あたりから、骨盤臓器脱手術の待ち期間が、長くなってきています(お待たせして申し訳ありません)

 

当科(骨盤臓器脱外科)の手術枠をフルに使って手術しておりますので、しばらくお待ちいただけたら幸いです。

(ちなみにこのサイトでは手術275件と記載されてるけど、実際には年360件〔直腸脱手術を合わせたら年450件以上〕手術してます・・・

 

キャンセルの話あれこれ

手術を待ってる間に・・・

 

スケジュールの都合が合わなくなったり、調子が良くなってきたりして

手術をキャンセル(または延期)したくなることがあるかもしれません。

 

その場合にどうすればいいか、お話させていただきます。

 

早目のキャンセルは問題ありません

 

 

「キャンセル入れたら病院や主治医に悪いんじゃないか」と思って、なかなかキャンセルの電話しにくい方も、いらっしゃるかもしれませんね。

 

 

いえいえ、早目(入院一か月以上前)のキャンセルであれば、問題ない(むしろ有難い)ですよ。

 

 

通常の「手術予約リスト」とは別に、↑「キャンセル待ちリスト」というものを作ってまして

手術を急ぐ人・手術を早く受けたい人」が、ここに常時20~30人リストアップされてるので・・・

 

この人たちを、空いた枠に繰り上げることができますからね。

(キャンセル待ちリストが長くなってくると、私も心苦しいんです)

 

入院直前のキャンセルは困ります

 

次に、入院直前のキャンセルについて。

 

この「入院直前のキャンセル」は、できるだけやめてほしいところです・・・

他の人を繰り上げることができませんからね。

 

「コロナに感染した」とか「転んで骨折した」とかだったら、まあ仕方ないんですけどね。

この場合、落ち着いたらあらためて、予約に来てくださいませ。

 

 

 

一方・・・

「やっぱり怖いからやめます」とか「もう少し考えさせてほしい」みたいな理由のドタキャンは、カンベンしてほしいです。

(もちろんこんな理由であっても、早目のキャンセルなら問題ありません)

 

こんな人が、再度手術を希望した場合・・・

予約とりなおしてあげても、またドタキャン入れてきたりするんですよね。

 

だから警戒度を上げて、それなりの対応をすると決めてます。

 

こんな人ホントにいました・・・

あと昔の話ですけど、↓こんな人、ほんとにいらっしゃいました。

 

 

「△月までに手術してくれないんだったら、◯◯病院に行きますよ?」

 

 

 

・・・他の人もお待たせしてるんだから、無茶言わんでくださいよ。

 

べつに引き止めませんから、◯◯病院に行ってくださいな(笑)

 

 

赤木一成

辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科