おはようございます。
骨盤臓器脱外科医師の赤木一成です。
今回は、骨盤臓器脱術後に目立つ傷はできるの?というお話をさせていただきます。
経腟手術では、見える傷ができることはほぼありません
「骨盤臓器脱手術を受けたら、目立つ傷ができるの?」という質問を、ときどきいただきます。
大丈夫、心配ありません。
経腟手術(膣側からの手術)に限って言えば・・・
他の人が見ても、あなたが骨盤臓器脱手術を受けたことは分かりません。
当院で大半の症例に行われている、メッシュを使わない経腟手術で説明してみます。
この手術では、↑膣壁を5㎝くらい切って「前膣壁形成術」という操作を行います。
↑この傷は、骨盤臓器脱手術が終わったら膣の中に入ってしまうので、外からは見えません。
もうひとつ、↑子宮を固定する操作を行う際に、肛門の近くに5mm(5ミリ)くらいの傷ができます。
この傷はとても小さいものなので、治ってしまったらほとんど見えなくなります。
ということで、骨盤臓器脱経腟手術では、傷の事はまったく心配しなくて大丈夫ですよ。
温泉とかに行っても、あなたが手術を受けたことは、誰にもわかりません。
経腹手術では、おなかに小さい傷が複数できます
いっぽう、経腹手術(腹腔鏡下仙骨膣固定術)の場合には・・・
おなかに5~10㎜くらいの小さい傷が、4~5か所できます。
ただしこれも小さい傷なので、「傷が目立って困る」というようなことは無いんじゃないかと。
みなさんプールや温泉を楽しんでおられますよ
ということで、骨盤臓器脱手術のあとに、傷が目立つことを心配する必要はありません。
子宮が出てて温泉やプールを我慢してた方々も、手術を受けて治ったら、みなさん元気に通ってらっしゃいますよ。
赤木一成 骨盤臓器脱外科