お待たせしないよう、色々工夫してます。今週の骨盤臓器脱手術は7例

今年分の手術をやり切りました。大好きな動画を見て疲れを癒してます。よろしければご一緒に。

 

おはようございます。

辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科医師の赤木一成です。

 

週末なので、「一週間の骨盤臓器脱手術記録」を書きます。

患者さんを特定できないよう配慮して、数週間前の日常を描写しています。

 

手術を7例行いました。

この週は、↑子宮脱+膀胱瘤の手術を7例行いました。

 

手術を受けた患者さんは、全員おおきな問題なく経過したので、病棟は平和でした。

 

大変だったのは外来です。

 

私の骨盤臓器脱外来は水曜午後と金曜午後にやってるんですけど・・・

この週は片方が祭日だったので、外来やってるのが週1日だったんです。

 

ということで、いつもより多くの患者さんが押し寄せました。

普段より早目に外来を開始したんですけど、終了したのは5時ギリギリでした。

 

皆様の待ち時間が長くならないように・・・

 

最近、骨盤臓器脱外来が混雑しています。

(お待たせして申し訳ありません・・・)

 

枠ギリギリまで予約を入れてるんですけど、それでも入りきれなくて、枠越えでムリヤリ何人か押し込む日が続いてます。

 

骨盤臓器脱外来は完全予約制なので、ずっと前から予約している方を、長時間お待たせするわけにはいきません。

なんとか待ち時間30分以内に診察できるよう努力していますが、諸事情でもっと長くなることも時々あります

 

なるべく皆様の待ち時間が長くならないよう、いろんな工夫とか、ルールを設けています。

いくつか例を示してみたいと思います・・・

 

私は「医師じゃないとできない仕事」に専念してます。

 

私は「医師じゃないとできない仕事(=診療)」に専念しています。

 

医師じゃなくてもできる仕事(生活注意事項の説明とか、予約案内とか、書類の手続きとか)は、原則スタッフにやってもらうようにしています。

 

そのへんの質問をされたら、「それは係の人が対応しますねー」と言われると思いますが、ご容赦くださいませ。

 

診療の優先順位を決めています。

 

わたしの場合、診療の優先順位は、以下の通りです。

①出血などで対処を急ぐ人(まず無いですが)

②だいぶ前(数週間前とか)から予約している人

③その他の人

 

だから・・・

「ちょっと気になる症状があるから、あした受診したい」

「もう病院に来ちゃってるから、今日診察してほしい」

みたいな場合だと、対応が難しいかもしれません。

 

もし「どうしても早く診てほしい」ということであれば、その旨お伝えくださいませ。

かなりお待たせするかもしれませんが、なんとか対応できるよう努力します。

 

手術受けるかどうか迷ってる人は、いったん待合室に戻って考えていただきます。

 

骨盤臓器脱で受診されて、手術を受けるべきかどうか、診察室で延々と悩む方がいらっしゃいます。

 

じっくり相談にのって、決断の手助けをしてあげたいのはやまやまなのですが、それをやると他の患者さんの待ち時間が延々と長くなってしまいます。

 

だからこのような場合には、いったん待合室に戻っていただいて、そこで考えたり家族と相談していただくようにしています。

 

みなさんスマホをお持ちですから、このサイト(よくわかる骨盤臓器脱)の記事を調べながら、じっくり考えることをお勧めしています。

 

診察室でワタクシ相手にいろいろ質問しても、できる質問はせいぜい数個なんです。

でも待合室に戻って、スマホで疾患まとめ(子宮脱膀胱瘤直腸瘤直腸脱)とかQ and Aを見ていただければ、それよりはるかに多くの情報が得られるし、焦らず熟考することもできます。

 

「とことん質問したい」という方へ

 

長大な質問リストを作ってきたり、延々と質問を続ける方がおられますが、全部お答えするのはたぶん無理です。

一人だけ特別に長時間を割いて、他の人をおろそかにするわけにはいかないんですね。

 

このような場合にも、スマホで疾患まとめ(子宮脱膀胱瘤直腸瘤直腸脱)とかQ and Aを、自分で調べることをお勧めしています。

 

やる気のある方なんですから、問題なくできるはずです。

 

皆様をなるべくお待たせしないように・・・

 

ということで、予約している皆様をなるべくお待たせせず、必要な医療を提供できるように、いろんな工夫やルールで対応しています。

 

ご理解いただければ幸いです・・・

 

赤木一成 辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科