わたし、子宮脱があって、手術を考えています。
でも恥ずかしいんです。 外来診察とか入院中に、恥ずかしい思いをすることはないですか? |
こんな疑問に答えます。
おはようございます。
辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科医師の赤木一成です。
このまえ、比較的年の若い患者さんに、「恥ずかしくてなかなか受診できなかった」と言われたんです。
陰部の診察だから、恥ずかしいと思うのは当たり前ですよね。
大丈夫。十分配慮していますよ。
骨盤臓器脱外来の診察では、プライバシーに十分配慮しています。
骨盤臓器脱外来の女性待合室には、男性は入れません。
診察室に入る前に、「女性専用待合室」という、中待合の部屋で待ってもらいます。
ここには男性が入ってくることはありません。
骨盤臓器脱外来の診察室:鍵がかかった完全個室で診察。
診察は、鍵のかかる完全個室で診察を行います。
診察は、医師1名と看護師1名で行います。
(処置などをおこなうときは看護師2名)
それ以外の人が入ってくることはありません。
入院中の骨盤臓器脱回診も、他人から見られないように配慮しています。
次に入院中の診察です。
私と看護師の二名で回診します。大人数の回診ではないですよ・・・
朝の回診は、私と担当看護師の2名で行います。
羞恥心に配慮しているのと、看護師さんが手慣れているので少人数で十分だからです。
↑「白い巨塔」みたいに、大人数でぞろそろ回診に来ることはありません。
個室での診察は、ドアを閉めて行います。
↑個室であれば、必ずドアを閉めてから診察します。
他の人に見られる心配はありません。
大部屋での診察は、きちんとカーテンを閉じて行います。
↑大部屋であれば、各ベッドのカーテンを完全に閉めてから、診察します。
これも他の人に見られないように、注意して行っています。
ということで、羞恥心には十分配慮を払って診療にあたっています。
心配ないですよ。
赤木一成 辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科