8月の手術記録です。時々いただく問い合わせへの回答。

 

おはようございます。

辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科医師の赤木一成です。

 

ひさしぶりの更新です。

 

 

 

先日、スタッフに教えてもらったんですけど・・・

↓以下のような問い合わせが、ときどき来るようになったそうです。

 

 

最近ブログの更新止まってるけど・・・

赤木センセは今でも辻仲病院で診療してるの?

 

ワタシ、来年に赤木センセの手術予約を入れてるんだけど・・・

ほんとにセンセが私の手術やってくれるの?

 

 

 

・・・大変失礼いたしました。

 

大丈夫ですよ。

ワタクシ相変わらず、元気に(?)診療を行っております。

 

また、これまで私が診察して、手術予約を入れてた患者さんは

私が責任もって手術いたします。

 

 

と、いうことで。

 

このような経験をした結果

ブログを更新することは、やっぱり意味があるんだなーと認識したので・・・

 

↓以下のような、ネタ切れリスクのない(笑)スタイルで、今後もときどき定期更新を行っていくことにしました。

 

8月に手がけた手術は24例でした。

 

先月(2024年8月)に、ワタクシが術者を務めた手術は、24例でした。

夏休みがあったので、手術件数はいつもより少な目です。

 

24例の内訳は・・・

 

 

↑骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤・膣脱)の経腟手術が18例

 

 

↑マンチェスター手術が3例

 

↑直腸脱の経肛門手術が2例。

 

 

 

↑尿失禁に対するTOT手術が1例でした。

 

 

 

また私とは別に、↑腹腔鏡チームが経腹手術を10例ちかく行っていました。

 

・・・・・・・・・

 

 

 

夏場なので、やっぱりマンチェスター手術が多目です(笑)

 

マンチェスター手術の適応は、40代くらいの比較的若い世代がメインなので・・・

子供の夏休みに合わせて、手術を受けるわけですね。

 

次世代を育てる

 

辻仲病院は、やたら外科医が多い病院です。

 

本院分院合わせると、外科医だけで二十人くらいおりまして

たぶん、全国各地にある大半の大学病院やセンター病院より、多いんじゃないかと思います。

 

当院では、この外科医不足のご時世のなか・・・

30代の若手外科ドクターが、相次いで入職してくれてます。

 

 

そしてありがたいことに・・・

彼らの中に、↑骨盤臓器脱に興味を持ってくれてる人が、何人もいるんですよね。

 

 

と、いうことで。

ただいま二人の若手ドクターを、マンツーマンで鍛えているところです。

14年2800例を通して改良洗練を重ね到達した、現時点で最善の技術を教え込んでいます。

 

いずれ他の若手ドクターたちにも、技術を教えていくことになるでしょう。

みな優秀な若手なので、いずれ独り立ちして、活躍してくれると信じています。

 

 

私はこの仕事、職業道楽&ライフワークとして、できる限りやり続けていくつもりなんですケレドモ・・・

増えていく手術需要に、供給がまったく追いつかなくなってるので、次世代の術者を養成してどんどん託していきたいと思ってます。

 

 

赤木一成

辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科