骨盤臓器脱外来へ患者さんを紹介してくれる先生方へ、感謝を込めて

 

おはようございます。

辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科医師の赤木一成です。

 

本日は、「患者さんの紹介」について書かせていただきます。

 

骨盤臓器脱の患者さんを紹介してくださる先生方へ、誠実に対応したいと思っています。

 

 

いつも当院骨盤臓器脱外来へのご紹介、ありがとうございます。

 

まずこの場を借りて、当院の骨盤臓器脱外来へ患者さんを紹介してくれる先生方へ、御礼申し上げます。

 

当院は2010年に、骨盤臓器脱専門診療をスタートしました。

手術件数は順調に増えてゆき、いまでは年間400件の骨盤臓器脱手術を行うことができています。

 

これは、患者さんを紹介してくれる先生方のおかげです。

ありがとうございます。

これからもよろしくお願い申し上げます。

 

新橋分院で思ったこと:周囲の医療機関から信用を得る or 失う要因は何か?

 

わたくしごとで恐縮ですが・・・

 

わたくし10年ほど前に、↑新橋分院で院長をつとめていた時期がありました。

 

ここでは内視鏡検査をたくさん行うので、頻繁に大腸癌や胃癌が見つかります。

 

癌が見つかったら、手術をしてくれる病院に、紹介することになります。

東京都心だから、いろんな大病院があるんですけど、私が患者さんをお任せする病院は限られていました。

 

ロクに返事が来ない病院は、やっぱり信用できない・・・

 

いくつかの大病院では、患者さんを紹介しても、医師からの返事は来ませんでした。

 

医療連携室からの、判で押したような事務的な文面のハガキが届くだけです。

 

たまに医師からの返事が来たとしても、二か月も三か月も遅れて届きます。

 

紹介した患者さんがどうなったのか、気になっているのに、なかなか知ることができません。

 

やっぱり、こんな病院(医師)、信用する気になりませんでした。

だから患者さんをその病院へ紹介することは、なくなっていきました。

 

すぐに返事が来る病院へ、紹介するようになりました。

 

いっぽう一部の病院では、患者さんを紹介したら、医師から即座に返事が来ました。

 

そして手術して退院したら、間をあけずに、入院経過報告が届きます。

順調な経過であれ、トラブルが起こった場合であれ、きちんと報告してくれます。

 

医師が「紹介元を大事にしよう」という考えなんでしょう。

 

私は、この病院を信用するようになりました。

患者さんをこの病院へ、積極的に紹介するようになったんです。

 

骨盤臓器脱外来へ紹介してくれる先生方に、誠実に対応したい。

 

これって、当院の骨盤臓器脱外来でも、同じことだと思っています。

 

患者さんを紹介してもらっても、ロクに返事を書かなかったら、信用を失っていくでしょう。

 

だから私は、紹介患者さんが受診したら、その日のうちに返事を書くように心がけています。

そして手術した患者さんが退院したら、数日のうちに、経過報告の手紙を書いています。

 

数ある病院の中から、当院を選んでくれた先生方に、誠実に対応したいと思っているんです。

 

当院へ骨盤臓器脱の患者さんを紹介してくれる先生方、まことにありがとうございます。

そしてこれからも、ご紹介のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

赤木一成 辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科