首都の中央駅がこれ・・・台湾らしくていいですねえ(笑)
おはようございます。
辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科医師の赤木一成です。
9月に手がけた手術は27例でした。
月初めなので、「先月の骨盤臓器脱手術記録」を振り返ります。
先月(2023年9月)に、ワタクシが術者を務めた手術は、27例でした。
27例の内訳は・・・
↑骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤・膣脱)の経腟手術が21例
↑直腸脱の経肛門手術が2例。
↑子宮脱+軽度直腸脱の手術が3例。
その他、比較的小さな手術(TOT手術など)が1例でした。
術後は全員、大きな問題なく経過し、だいたい予定通りの退院でした。
また私とは別に、↑腹腔鏡チームが骨盤臓器脱手術を10例ちかく行っていました。
風になったワタクシ
風邪ひいたわけじゃありませんよ。
このまえ退院した患者さんが、↓こんなこと言ってたんです。
「先生、診察終えたら、風のようにいなくなった・・・」
・・・大変失礼いたしました。
決して、手を抜いてはおりませんですよ。
回診は完全パターン化して、ポイントはきっちり押さえてますからね。
言い訳その①
あえて言い訳をさせていただくなら・・・
まず、順調な患者さんが大半を占めてて
順調な方に話すことって限られてるんですよね。
「おはよーございまーす診察しますよー」
「順調ですよー」
「◯曜日に退院できそうだけどそれでいいですか?」
私が回診時に話すことって、ほぼ↑この三つに集約されます(会話の弾まない男)
もちろん、患者さんから質問があれば応じてますからね。
他の仕事が迫ってるので、短時間ですけれども・・・
言い訳その②
もうひとつ。
術後になにかあるとすれば
「便秘」「痛み」「バルーン(おしっこの管)抜去後の排尿困難」「ガーゼ抜去後の出血」くらいなんですが・・・
頻度の高い「便秘」と「痛み」は、すでにスタッフがマニュアル通りに対処してくれてるし
「排尿困難」と「出血」は、めったに発生しない(年に数人程度)んです。
ぶっちゃけ、私が回診時にやることって、あんまり無いということです(汗)
「だったら回診やる意味あるの?」と、思われるかもしれませんケレドモ・・・
やっぱり主治医は、定期的に患者さんのところに顔出さないとですねえ。
質問を思いついたらどうすればいい?
質問を思いついた場合、以下のような手順をふむのがお勧めです。
まず、「生活注意事項」の用紙をチェック
まず、術後にお渡しした、↑「生活注意事項」の用紙をチェックしてください。
これまでたくさんの質問をいただいてきて、よくある質問への回答を2枚の紙にまとめてあります。
この紙に、知りたいことの大半は書かれているはずです。
次に、スタッフに聞いてみる
この用紙を見ても分からないことがあれば・・・
次は、病棟のスタッフに聞いてみてください。
看護師も事務も、この分野のエキスパートだから、同じような質問に何度も対応しています。
だから、知りたい答が即座に返ってくると思います。
それでも解決しなければ・・・
それでも解決しなければ・・・
回診時に、ワタクシに質問してくださいませ。
たとえば、手術内容の詳細に関する質問とかは、私じゃないと答えられませんからね。
でも、私じゃないと答えられない質問って、あんまり無いと思いますが(笑)
赤木一成
辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科