しょーもない洒落でごめんなさい・・・
おはようございます。
辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科医師の、赤木一成です。
今回のテーマは、「地域における当院の立ち位置」とか「病院間の紹介」とかの話です。
よろしければ、お付き合いください。
当院骨盤臓器脱外科は、地域の「最後の砦」を務めています。
当院骨盤臓器脱外科の診療圏
↑これはご存じ、関東地方の地図です。
当院は、千葉県北西部(柏市)に位置しています。
そして赤線のエリアが、当院骨盤臓器脱外科の診療圏になります。
もっとも受診者が多いのは、もちろん千葉県北西エリア(東葛飾地域)です。
千葉県では、湾岸エリア(葛南地域)、印旛エリアあたりからも、日常的に受診者がいます。
次に多いのは、茨城県です。
県南エリア・県西エリア・県央エリア・鹿行エリアなど、茨城県南半分に在住してる方の多くは、当院で手術を受けているんじゃないでしょうか。
埼玉県では、東部エリア(春日部市、越谷市、三郷市など)を中心に、さいたま市や川越市からも受診してこられます。
東京都からは、東部の方(荒川区、足立区、葛飾区など)から、ときどき受診者がいます。
・・・このへんが、当院骨盤臓器脱外科の診療圏になります。
関東地方の診療圏としては、とっても広大です(笑)
この診療圏内には、大学病院・基幹病院・クリニックなどが多数ありますが、骨盤臓器脱手術が必要な方の多くが、当院へ紹介されてくることになります。
あとは、栃木県・群馬県・新潟県・東北地方あたりからも、受診してくる方が時々いらっしゃいます。
ということで当院は、このエリアにおける骨盤臓器脱診療の、「最後の砦」的な役割を務めていると自任しています。
そして、当院と同じようなポジションの病院が、↑各地方に1件か2件あります(もちろん関東地方は数が多目です)
「最後の砦」って、何をやるの?
「最後の砦」って、何をやってるのか?
年間200件300件と、多数の骨盤臓器脱手術を手がけるのはもちろんですが・・・
このエリアの「難しい症例」とか「他院で断られた症例」とかを、一手に引き受けて治す役割も務めています。
- 他院で施行された手術(従来法・膣閉鎖術・TVM手術など)の再発症例とか
- 直腸瘤メインの症例とか(直腸瘤は対処が難しいことがある)
- 直腸肛門疾患(直腸脱・痔核など)を合併する骨盤臓器脱とか
- どうしてもメッシュを使いたくない患者さんとか
当院にはこんな患者さんが、毎週毎週あちこちの病院から、紹介されてきます。
このようなケースでも、最終的に全例治すことができてますので、よろしければご相談くださいませ。
他院のエキスパートを頼るケースも、まれにあります。
このフィールドで他院を頼ることは、ほぼ無いのですが・・・
唯一例外のケースがあります。
「尿路関係の困難症例」が、それです。
- ↑尿道膣瘻(にょうどうちつろう)を合併する骨盤臓器脱とか、
- コントロール不能の高難度尿失禁とか。
このようなケースは、当院では対応できないので、他院のエキスパートを頼るようにしています。
このケース、過去に3人ほどいらっしゃいました。
横浜に、この道では日本一の先生がいらっしゃるので、そちらへ紹介する方針としています。
赤木一成
辻仲病院柏の葉・骨盤臓器脱外科