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■骨盤臓器脱(子宮脱膀胱瘤)の日帰り手術

脱クリニックでは、骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤)の日帰り手術を行っています。
院長がすべての手術を担当します。
「メッシュを使わず、子宮を温存し、ほぼ全員が安全に一発で治る手術」を提供します。
院長以外のスタッフは「全員女性」とすることで、羞恥心に配慮しています。
手術日の業務は「手術2件だけ」に限定し(外来診察は原則無し)、常にスタッフが近くにいることで、手厚いケアを行います。
手術は金曜(たまに木曜)に設定し、週末の安静期間を確保します。
■日帰り手術のメリットデメリット
メリット
①時間の制約が小さい
手術を受けた日の午後には、帰宅することが可能です。
早期に家事や仕事に復帰することが可能です。
②手続きの面倒が最小限
入院で必要となる様々な手続きが不要です。
術前検査・術前説明も、ワンストップ30分で完了します。
③精神的な負担が少ない
手術後は慣れ親しんだ自宅で療養することができ、入院生活のストレスがありません。
④経済的な負担が軽い
入院費用が発生しないため、経済的な負担を抑えることができます。
(3割負担の場合、日帰り手術は7.5万円、1週間入院手術だと18~20万円)
また仕事を休む日数も最小限で済みます。

デメリット
①自己管理が必要(簡単です)
手術後は自宅での療養となるため、薬の管理や清潔保持など、ご自身での対応が必要となります。
②緊急時の対応(可能性はきわめて低い)
術後に緊急事態(強い痛み・出血など)が生じた場合、医療機関を受診する必要があります。
■こんな方に日帰り手術をお勧めします

- お仕事が忙しく、入院するのが難しい方
- 家族介護やペット飼育等の理由で、家をあけられない方
- 入院手続きや入院生活の煩わしさを避けたい方
- 知らない環境での入院生活に不安を感じる方
- 早く普段の生活に戻りたい方
- 入院費用の負担を抑えたい方 など
■日帰り手術可能か、入院手術が必要か
日帰り手術が可能なケース
- それほど重症でない骨盤臓器脱
- 全身状態が問題ない方
この二つの条件を満たす必要があります。

入院手術が必要なケース
重度の骨盤臓器脱、直腸瘤メインの方、マンチェスター手術予定の方
全身状態に問題のある方(高齢、歩行困難、高度肥満、心疾患、糖尿病、抗血栓薬〔血液サラサラの薬〕を飲んでいる等)
「常に看護師が近くにいてほしい」「身の回りのことをやってもらいたい」などの希望がある方。
■日帰り手術スケジュール(通院は全部で5~6回)
①初診
問診および診察を行った上で、日帰り手術可能かどうかを判断します。
日帰り手術を希望される方には、「手術予定時期」の目安をお知らせします(「手術は〇月頃になります」みたいな感じ)
手術方法は、日帰り手術と入院手術で同じです。
日帰り手術の対象となるのは、「日帰り手術できちんと治せる」と判断したケースだけです。
「日帰り手術では難しい」と判断した場合には、提携病院(辻仲病院柏の葉)での一週間入院をおすすめしています。
手術日の決定(メールでやりとりします)
手術時期が近づいてきたら(「手術予定時期」の2か月くらい前になったら)、メールで連絡を差し上げます。
手術日候補を複数提示しますので、希望する日を選択して、回答していただきます。
術前検査日の決定(メールでやりとり)
手術日が確定したら、続いて術前検査の日程候補を複数提示します。
希望する日を選択して、回答していただきます。
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②術前検査&手術説明
術前検査と手術説明を行います。
まとめて効率よくやるので、全部で30分程度で終わります(大病院のように、一日がかりになることはありません)
術前検査として、血液検査、心電図、腹部超音波検査、静脈瘤検査、などを行います。
これは全国どこの医療機関でも、共通して行われる検査です。
手術数日前(メールでやりとり)
手術の数日前に、メールを送付します。
手術前日~当日の注意事項について、くわしく説明します。
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③手術日
手術は1時間ちょっとで終わります。
麻酔は「脊椎麻酔(下半身麻酔)」と「軽い鎮静剤」を組み合わせて行います。
手術中は痛みを感じず、寝ている間に終わるはずです。
術後は2~3時間休憩していただきます。
院内滞在時間の目安は、5時間程度です(麻酔の覚め具合によっては、遅れることもあります)
麻酔が覚めたら、注意事項の説明を行います。
痛み止めや抗生物質などの内服薬も、このとき説明してお渡しします。
トラブル時に備えて(強い痛み・出血など。めったに起こらない)、医師の携帯番号を教えておきます。
帰宅手段は・・・
- 家族に車で迎えに来てもらう。
- 家族と電車で帰る。
- 近くのホテルで一泊。
- 一人で帰るならタクシーを呼ぶ。
あたりをお勧めしています。
一人で電車で帰るのは、ふらつきなどの不安があるため、お勧めしません。
自分で運転して帰るのは禁止です。
手術当日夜に、メールか電話で状態を確認し、経過をフォローします。
手術当日は自宅安静が必要ですが、翌日から普通に「歩行」や「軽い家事」が可能となります。
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④術後1回目の診察
手術翌日に、来院していただきます。
止血ガーゼを抜いて、「出血が無いこと」「排尿が問題ないこと」を確認します。
この日からシャワーが可能となります。
事務仕事の場合には、痛みが問題なく自信がつけば、月曜から職場復帰OKとなります。
力仕事や立ち仕事の場合は、各自相談ですね。
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⑤術後2回目の診察
手術一か月後くらいに、また来院していただきます。
治り具合を確認し、必要に応じて、3回目以降の受診を相談します。
傷は「溶ける糸」で縫っているので、抜糸は不要です。
以上です。
初診・術前検査・手術・術後診察(2~3回)で、トータル5~6回の受診が必要となります。
■費用(3割負担の場合)
初診
870円
※70歳以上で2割負担の方では580円
術前検査
約5000円(追加検査が必要な場合、500~1000円程度プラスされることがあります)
※70歳以上で2割負担の方では3000円程度
手術
約75000円
※70歳以上で2割負担の方では18000円が上限
術後診察
500円以下
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