
なんか気に入ったので載せてみた・・・
おはようございます。
脱クリニック・医師の赤木一成です。
今回は、「どっちの手術を選ぶ?」というテーマについて、お話させていただきます。
大半の人は、迷わず決定できるんですけど・・・
たまーに、迷う人がいらっしゃるんですよね。
目次
どっちの術式を選ぶ?

骨盤臓器脱手術には、経腟手術と経腹手術があります。
それぞれ、長所と短所があります。
●経腟手術(メッシュ無し子宮温存手術)の長所短所
メッシュ(異物)を使わずに治せる。
侵襲(ダメージ)が小さい。
膣壁に傷ができるので、性交障害が生じる。
●経腹手術(腹腔鏡下仙骨膣固定術)の長所短所
メッシュを体内に埋め込む必要がある。
侵襲が大きい(手術時間が長い、原則子宮を取る、頭を低くした体位)
膣壁に手を付けないので、性交障害を生じる可能性が低い。
私の判断基準はシンプル

経腟手術を選ぶか、経腹手術を選ぶか。
私の判断基準はシンプルで
「性生活の有無」だけで決めていいと思ってます。
性生活が無い人は、経腟手術。
性生活がある人は、経腹手術。
これだけ。
患者さんが迷うパターンは、だいたいこれ。
ここで、ときどき問題になるのが・・・
「性生活があるけど、メッシュを使いたくないから、経腟手術希望」というケースです。

この場合、まず間違いなく
「(性生活が)できなくなるわけじゃないんですよね?」
という質問が来るんですよね・・・
ワタクシ、このような質問がきた場合には
「できなくなる可能性もあるんだから、ご主人とよく相談して決めたほうがいいですよ」
「それなら経腹手術の方がいいんじゃないでしょうか」
と、回答してます。
性生活のある夫婦では・・・
ご主人のOKもらわずに、経腟手術をお引き受けすることはない、ということですね。
ワタクシが提案する「妥協案」
このようなケースでは、妥協案として・・・
当面は、「ペッサリー自己着脱」で過ごして(性生活は可能)
何年か後に、性生活を卒業してから、経腟手術を受ける。
というプランもあります。ご相談ください。
自分だけで決めちゃダメですよ(笑)

性生活があるのに、ご主人に相談せずに、経腟手術を選ぶのはやめてくださいね。
あとでご主人に怒鳴り込まれるなんて嫌ですからね・・・
赤木一成 脱クリニック