
患者さんからいただきました。最近のメインおやつ(笑)
おはようございます。
脱クリニック・医師の赤木一成です。
経腟手術には、日帰り手術と入院手術がある

骨盤臓器脱手術には・・・
↑経腟手術(ほとんどが、メッシュ無し子宮温存手術)と、経腹手術(腹腔鏡下仙骨膣固定術手術)
があります。
そして経腟手術には、日帰り手術と入院手術があります(経腹手術はすべて入院が必要です)

ときどき患者さんから
「日帰り手術と入院手術って、何かやることが違うの?」という質問をいただきますので・・・
今回はこの件について、解説させていただきます。
基本的に、やることは同じ

日帰り手術と入院手術、基本的にやることは同じです。
「↑子宮を奥の方(靭帯)に固定して、膀胱瘤を縫い縮める」
このコンセプトは、すべての骨盤臓器脱経腟手術において共通です。

ただ、「基本的に」やることは同じ、ということは・・・
「やり方を変えることもある」ということですね。

その典型が、「重度の骨盤臓器脱」です。
↑重症の骨盤臓器脱では、大きく脱出してパンパンになっています。
押し込んでも、「バイーン」と、すぐに出てきてしまいます。

このようなケースでは
↑通常の固定だと、支えきれずに再発する恐れがありますので・・・
その分、ガッチリ固定する必要があるんですよね。
当然ながら、ガッチリ固定する分、痛みが生じやすくなります。
さらに重度の骨盤臓器脱では、膣壁が分厚くゴワゴワになっており、癒着もしやすくなってます。
その分、剥離操作(はがすこと)の難度が高くなっており、出血量も多くなり、臓器損傷のリスクも高くなっています。
だから・・・
重度の骨盤臓器脱では、入院手術が必要となるわけですね。
大事なのは「見極め」
「日帰り手術で問題なくできそう」なのか、
「入院手術でやったほうがよさそう」なのか。
これは、初診時の「見極め」が大事です。
初診時には、骨盤臓器脱の重症度とか、持病とか、年齢とか
いろんな要素を考慮して、決定しているということですね。

いまのところ、「日帰り手術でいけそう」と判断したケースは、全員予定通りに日帰り手術できています。
見極める目は、確かなんじゃないかと(笑)
よろしければ、ご相談ください。
脱クリニック 赤木一成