
あけましておめでとうございます。
脱クリニック・医師の赤木一成です。
今回は、2025年の総括をいたします。
2025年の総括

2025年に、私が術者として手がけた骨盤臓器脱経膣手術(入院手術+日帰り手術)は、192例でした。
また、これ以外の手術(直腸脱手術、TOT手術、直腸瘤経肛門手術など)が25例ありました。
ワタクシ、昨年(2025年)5月に「脱クリニック」を開業し、
それまで常勤だった提携病院(辻仲病院柏の葉)での勤務日数が、週5日→週3日に減ったので・・・
それに伴い、以前と比較した手術件数は、減少しています。
これから、脱クリニックでの日帰り手術を増やしてゆき
また辻仲病院では、独り立ちできる術者を育てることで
将来的に、「脱クリニック+辻仲病院」のトータル手術件数を、以前より多くなるように持っていきたいと考えています。
これからも、よろしくお願い申し上げます。
骨盤臓器脱の手術成績
①メッシュ使用
私が手がけた192例の骨盤臓器脱手術で、メッシュを使用したケースは、ありませんでした。
全員、メッシュを使わずに治すことができていました。
②合併症
合併症が起こって、入院期間がある程度延長となったケースは、2例でした。
(「排尿排便がうまくいかない」などの理由で、入院期間が少し〔一日二日程度〕延長となったケースはここに含めず)
この2例のうち1例は、いつもの術後排尿困難(毎年何件か起こってる合併症)
そしてもう1例は、初めて経験するパターンの合併症でした・・・
③再発
明らかな再発で、再手術を要したケースが1例ありました。
これも、初めて経験する再発パターンでした。
(再発かどうか微妙な感じのケースも1例あり)

・・・と、いうことで。
メッシュ非使用率は100%
予定退院率と非再発率は、いずれも約99%
ということになります。
(再発については、あとでもう少し出てくる可能性もありますが・・・)

合併症と再発、いずれも0を目指して努力してるんですケレドモ
なかなか、0になりませんねえ。
まあ世界中の病院でも、0を達成してるところは存在しないんでしょうけどね・・・
永遠の課題であります。
いまだに「初めてのパターン」を経験するんです・・・
2025年は、「合併症」と「再発」において、いずれも「初めて経験するパターン」に遭遇しました。
こんだけ膨大な数の手術を手がけてきても、いまだに新しい経験をいたします。
合併症とか再発とか経験するたびに・・・
原因を調べて、対処法を考え抜いて、手術の完成度を高めていく。
それの繰り返し。
そうやって、「もう大丈夫やろ」と思っても
また新しいタイプの課題が出現するから、全力で立ち向かう・・・
現役で手術を続けるあいだは、ずっとこれが続くんでしょう。
脱クリニック 赤木一成